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学力が上がる?リビング学習

「リビング学習」について、子どもの専門家による解説をご紹介します。当サイトは、「住宅に関わるスタッフ全員が子どもの能力を伸ばす家づくりのプロ」という独自の路線で「根拠をもとにした子どもの才能を引き出す家づくり」に特化している、株式会社リブランドが「子どもの専門家」として監修。サイトのナビゲーターである、教育熱心なママ、てっくん&さっちゃん、そして専門家と一緒に、子どもの成長を促す家づくりについて考えてみましょう。

ママママ

教育熱心で子煩悩なママ。読破した教育本は数知れず。最終的に、「子どもの成長には住環境が重要」という結論に辿り着く。

てっくんとさっちゃんてっくん
さっちゃん

元気な5歳の男の子・てっくんと、もうすぐ1歳の女の子・さっちゃん。まだ遊び盛りの仲良し兄妹。

リビング学習か…なるほど
うちも将来的には…リビング学習がいいけど…
リビング学習は「させる」ことじゃなくて環境が大事なんですよね

確かなスキルで子どもの成長に
貢献する建築と子どもの専門家
滝本 嘉子(たきもと よしこ)さん

二級建築士・二級建築施工管理技士の資格を持つ建築の専門家であり、「子どもの能力を引き出す研修」を修了、親子を対象としたイベントや相談会にて、 年間数十件にわたり、お子さまのいるご家族へアドバイスを行ってきた「子どもの専門家」です。

脳科学に基づき、『子どもの能力を引き出すお家づくり』を提案するユニークな工務店「株式会社リブランド(大阪府吹田市)」のホームアドバイザーも担当。母であり、専門家であるからこそ伝えられる的確なアドバイスで、子どもの成長を考えた住環境づくりに貢献しています。

滝本様お写真

子どもの専門家と回る
「学習に最適なリビング」ツアー

リビング
積極性を奪うテレビはNG

リビング学習は、テレビを遠ざけるところから始めましょう。子どもの学びになるテレビ番組であれば、興味のきっかけになるので問題ありませんが、意味もなくテレビをつけっぱなしにするのはNG。流れてくる情報をただ受け取る…、子どもの積極性を奪う環境は避けたいものです。

テレビをOFFにする習慣をつけるのがどうしても難しい…ということであれば、お子さんがリビング学習を行うダイニングテーブルの位置からテレビが見えないようにする、別途スタディスペースを設けるなど、間取りで工夫をしてみましょう。習慣を変えられないのであれば、株式会社リブランドが住環境の提案でお子さんの成長をサポートします。

ダイニングテーブルには何も置かない

リビング学習をする場合は、広いテーブルを選び、物を置かないようにしましょう(子ども部屋の勉強机も同様)。特に、ダイニングテーブルだと、調味料やリモコンなどを置きがちではないでしょうか。子どもの勉強の邪魔になってしまうので、できる限り別の場所に置くようにしましょう。

ダイニングテーブルの上から物を撤去するのが難しいのであれば、近くに収納スペースを作るのも一つの方法です。株式会社リブランドでは、子どもが自ら片づけられるような収納を取り入れた間取りも提案しています。

図鑑ほか
できる子は図鑑・地図・辞書を持っている

「できる子」の家庭のリビングには、必ずと言ってよいほど図鑑・地図・辞書があります。学力を上げるためには、子どもが手にとりやすい位置に図鑑・地図・辞書を置き、気になったら何でもすぐに調べられる環境にしましょう。

また、本棚に大人が読む本を一緒においておくことで、子どもの興味や好奇心を引き出すことも重要です。新しい知識を得ることが日常に浸透し、学びの楽しさを覚えるはず。株式会社リブランドでは、リビングに置いても邪魔にならないような本棚を設計の段階で提案することもあります。

子どもの専門家の総括

滝本様お写真

子どもの専門家・滝本 嘉子(たきもとよしこ)さん

一昔前までは、「学習に最適なのは個室」という考え方が主流でした。実際に、リビングには誘惑が多く、リビング学習に不安を感じる親御さんもいらっしゃることでしょう。しかし、近年の傾向を分析してみると、東大生の半数以上が、子どものころ、自室ではなく家庭のリビングで学習していたことが分かりました。要因として、すぐ近くに親がいるリビングであれば、わからないことはすぐに聞ける、褒めてもらえることでやる気が高まるから。親の関わり方が、子どもの学力を大きく左右するのです。

「子どもの能力を引き出す家づくり」を行う株式会社リブランドでは、家づくり以外にも子育てに関するご相談を受け付けています。気軽にお問い合わせください。

子どもの専門家が解説!
リビング学習のメリット

東大生の多くがリビングで勉強していたという統計調査などで、注目されているリビング学習。このリビング学習が子どもにどのような影響を与えるのか、親としてどのような環境を整えたらいいのか、株式会社リブランドのホームアドバイザー兼子どもの専門家・滝本嘉子(たきもとよしこ)さんの視点から情報をまとめてみました。

「リビング学習が良い」のではなく
「親の関わり方」が重要

「リビング学習が良い」のではなく「親の関わり方」が重要

リビング学習とは、その名の通りリビングで子どもが勉強するスタイルです。近年の傾向分析では、ひとり部屋よりもリビングで学習していた子どものほうが学力をつけて難関中学を突破したり、いい高校・いい大学へ進学していることが分かってきました。

しかし、ただ単にリビングで勉強をさせればいいというものではありません。リビング学習で子どもの意欲や関心を伸ばすには、親の関わり方がもっとも重要なのです。

子どもにとってなぜリビング学習が良いか、それは親がすぐそばにいるから。声をかけたらすぐに親が来てくれるという安心感や、質問したら教えてもらえるという信頼感が、「もっとうまくなりたい」「またやってみよう」というやる気を高め、学力の向上につながっていくのです。

リビング学習を促すなら
子どもが集中できる環境設定が鍵

リビング学習で子どもの学力を伸ばしたいと考えるなら、まずは環境をしっかりと整えることが大切です。そのために必要な取り組みと心がけについて、以下にまとめてみました。

ダイニングテーブルの上に物を置かない

ダイニングテーブルの上に物を置かない

リビング学習の場として、子どもはダイニングテーブルを用いることが多いと思います。ダイニングテーブルは基本的に食事をする場所ですが、子どものやる気を削がないよう配慮し、テーブルの上には物を置かないようにしましょう。ダイニングテーブルの上を自由なスペースとして空けておけば、子どもは自分が勉強したいときに自由に教科書やノートを広げることができます。このように、思いついたときにすぐ使える自由な空間は、子どもの能力や学力を大きく伸ばしてくれるでしょう。

リビングからテレビを撤去する

リビングからテレビを撤去する

BGM代わりにテレビをつけてはいませんか?一方的に情報を送りつけてくるテレビをずっと見続けていては、「自分から学習をする」という主体性は育ちません。テレビをつけずにいることが難しければ、教育環境設定のはじめの一歩として、リビングからテレビを撤去してみましょう。ただ何となく流れてくる音と映像を見続けるという習慣がなくなり、自分が本当に興味のあるものや、勉強などに集中できるようになります。良質な番組のみを厳選して、特にお子さんが小さいうちは親子で一緒に視聴するにとどめましょう。

理想的な環境で積極的な声かけを

理想的な環境で積極的な声掛けを

声かけというのは、子どもの中に芽生えている好奇心や向上心といったものを「声」と「言葉」で刺激し、やる気を引き出すものです。リビング学習においても、この声かけは非常に大事。子どもが図鑑の特定のページをずっと見ていたり、集中して学習を行っているなどの様子が見られたら、「何が書かれていた?」「学んだことを教えて」といった声かけをしてみましょう。知的好奇心を刺激する会話につながり、より質の高いリビング学習が実現するはずです。

ママのまとめ:リビング学習は親の声かけや環境づくりが大切

ママ

ママ

リビング学習についてはなんとなく聞いたことはあったけど、ただリビングで勉強するだけじゃなくて、親の声かけや環境整備も重要だったのね。より良い情報を聞けて、リビング学習への興味がグンとアップしたわ。もっと、てっくん・さっちゃんが好奇心いっぱいにのびのびと勉強できる環境を整えてあげたいな。

TVが絶対にダメというわけではありません。お子さんが「小学生」になったら決めましょう。
株式会社リブランドとは?
子どもの能力を伸ばす専門家集団
リブラメントマネジメント
株式会社リブランド(旧:株式会社リブランドマネジメント)は、子どもの自立心・集中力・学習力・言語力を自然と引き出す「子どもの能力を伸ばす家づくり」を行う住宅会社です。一級建築士によるデザイン性に優れた設計に合わせ、「教育のプロ」が子育て世帯に最適な住居を提案します。単に、「子どもにとって良い家」にするのではなく、業界に精通しているスタッフの経験や脳科学のエビデンスに基づいた設計を重視。日々暮らしていく中で、自然と子どもが賢く成長していけるような住空間を叶えています。家づくりのことはもちろん、子供の成長に焦点を当てたイベントや相談会を実施しているので、気になる方はぜひ一度お問い合わせください。
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