おうちモンテとは
>おうちモンテによって養われる子どもの力とは
おうちモンテのベースとなっているモンテッソーリ教育で養われる力は、自立心や積極性、集中力などです。また、情緒の安定にもつながり、自分で成長する力を身につけられるとも言われています。
モンテッソーリ教育の発達段階とは
モンテッソーリ教育は、0〜24歳を以下4つの発達段階に分けています。
- 0〜6歳:乳幼児期
- 6〜12歳:児童期
- 12〜18歳:思春期
- 18〜24歳:青年期
このなかでも大きな変容がある乳幼児は、前半と後半に分けて捉えることができます。
0~3歳
0〜3歳は人生で一番様々なことを吸収する時期です。無意識のうちに社会に適応する能力を身につけていきます。ずり這い、はいはい、歩行といった全身運動や、手指を使うようになり、言葉や芸術的感覚なども身に付きます。
3~6歳
3〜6歳は、意識や自我が芽生え、3歳までに吸収した様々な感覚を整理できるようになります。大人が行っている家事などの動作を真似したり、身の回りや社会の様々なことに興味を持ち「知りたい」という気持ちが膨らむ頃です。
簡単に作れる!おうちモンテの手作りおもちゃ
手作りムナリ・モービル
モンテッソーリ教育では、生後間もない子供にムナリ・モービルを推奨しています。厚紙・白と黒の画用紙・竹ひご・タコひも・型紙のテンプレートを用意しましょう。テンプレートはオンラインで配布されています。
白と黒の画用紙を使って型紙に合わせてパーツを作り、タコ糸で竹ひごにつなぎます。ムナリ・モービルの完成形をみながら、バランスを考えて吊るしてみましょう。
ホース落とし
1歳から運動・感覚の過敏期におすすめの、プラスチック容器や箱などで簡単に作れるおもちゃです。
大きめのブラスチック容器(蓋付き)に、ホースが通るギリギリのサイズの穴を開けます。ホースは様々な長さにカットしましょう。穴にホースを通すことで、指先をうまく使う力を鍛えられます。
マグネット絵合わせパズル
3歳から運動・秩序・数の敏感期におすすめのおもちゃです。お子さんが好きなモチーフのシール、ホワイトボード、マグネットを用意します。
ホワイトボードとマグネットにそれぞれシールを貼り、ホワイトボードの同じシールのところにマグネットを移動させて遊びます。
おうちモンテの注意点
必ず子どもの側で見守る
手作りおもちゃでおうちモンテをするときは、必ず子どものそばにいて、離れないようにしましょう。安全に配慮しておもちゃを作っても、どんなことが起きてしまうかわかりません。
声かけはしない
おうちモンテで子どもが集中している間は、声かけの必要はありません。子どもの好奇心に任せ、基本的には静かに見守るようにしましょう。
まとめ
モンテッソーリ教育と聞くと特別なものと捉えがちですが、今回紹介したようにおうちモンテで気軽に実践できます。ぜひ試してみましょう。
お子さんの能力を伸ばしてあげたいと考えているのなら「子供の能力を引き出す家づくりの専門家」に間取りの相談をしてみてはいかがでしょうか。家の購入を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。