観察力が上がる庭・ベランダ
「子どもの観察力が上がる庭・ベランダ」について、子どもの専門家による解説をご紹介します。当サイトは、「住宅に関わるスタッフ全員が子どもの能力を伸ばす家づくりのプロ」という独自の路線で「根拠をもとにした子どもの才能を引き出す家づくり」に特化している、株式会社リブランドが「子どもの専門家」として監修。サイトのナビゲーターである、教育熱心なママ、てっくん&さっちゃん、そして専門家と一緒に、子どもの成長を促す家づくりについて考えてみましょう。
確かなスキルで子どもの成長に
貢献する建築と子どもの専門家
滝本 嘉子(たきもと よしこ)さん
二級建築士・二級建築施工管理技士の資格を持つ建築の専門家であり、「子どもの能力を引き出す研修」を修了、親子を対象としたイベントや相談会にて、 年間数十件にわたり、お子さまのいるご家族へアドバイスを行ってきた「子どもの専門家」です。
脳科学に基づき、『子どもの能力を引き出すお家づくり』を提案するユニークな工務店「株式会社リブランド(大阪府吹田市)」のホームアドバイザーも担当。母であり、専門家であるからこそ伝えられる的確なアドバイスで、子どもの成長を考えた住環境づくりに貢献しています。
子どもの専門家と回る「子どもの観察力が上がる庭・ベランダ」ツアー
子どもの専門家の総括
庭・ベランダで育てたものは、家庭の中に取り入れるようにしましょう。野菜は料理に使い、花はテーブルに飾る。それにより、自分たちが育てたものがどのような味なのか、色なのか、次成功させるためにはどのような工夫が必要なのか、
。庭・ベランダにあまり広さをとれないという方も、株式会社リブランドにお任せください。建築士による設計で、理想的な家づくりを叶えます。お子さんが楽しく成長できる住環境を一緒に考えましょう。
子どもの専門家が解説!観察力が上がる庭・ベランダづくり
意外と難しい子どもの観察力を伸ばす方法ですが、それにうってつけなのが庭やベランダでの自然体験です。その理由について、子どもの能力を引き出す家づくりを提供する、株式会社リブランドの担当者が解説します。
観察力を上げるには自然が最適
子どもの観察力を高めるのに、自然は非常に有効です。どんなに都会であっても外へ出ればなんらかの植物・動物に出会えますし、空は等しく広がっています。その中で子どもが興味をひかれるものを見つけ、観察し、一緒に調べるといった習慣をつけてみましょう。
近づいてじっくり観察できる草木はもちろん、そこに集まってくる虫や鳥、道端の石や土などでも構いません。どんな色や形をしていたか、どんな場所にいたかなどを観察し、家に帰ったら親子で図鑑を見てみてください。そこで、観察したものの特徴を子どもが覚えていたら、すかさず「スゴイ!」「よく見てたね」と褒めてあげましょう。子どもは褒められたことでさらにやる気を出し、より興味を持って自然と接するようになります。
近くに自然がないなら庭とリビングで工夫を
子どもの頃の自然体験は、物事を観察する力を磨くだけでなく、五感・身体能力を伸ばしたり、主体性を育むことにもつながります。しかし、住んでいる場所にこれといった自然が見当たらず、いつでも自然体験できるような環境ではない場合はどうしたら良いのでしょうか。
庭やベランダを使ったガーデニング
身の回りの環境に自然が少ない場合、家庭の中に自然を取り込むのがおすすめです。たとえば、ベランダや庭を使ったガーデニング。子どもと一緒に草花を植えて育てることは、立派な自然体験です。春にチューリップを咲かせたいならいつ球根を植えたら良いか、美しい花壇を作るためにはどんな配置にしたら良いか、冬を乗り越えるにはどんな世話が必要なのかなど、ガーデニングを通してさまざまな自然体験ができます。
野菜作りで考える力・工夫する力を身につける
草花のほかに、ぜひ取り入れて欲しいのが野菜作り。いつもスーパーなどで買って食べている野菜がどうやってできるのか、その過程を観察することができます。庭やベランダ菜園で育てられる野菜の種類は限られていますが、それでも「虫に食べられてしまった」「思うように実が育たなかった」「味が美味しくなかった」など、さまざまな経験ができるでしょう。そのうえで、次はどうしたら良いかという創意工夫を、野菜作りから学ぶことができます。
ただし、初めて育てるものは、「育てることができた!」という達成感を得るためにも育てやすいものからチャレンジしましょう。
外の空気に触れて感覚を磨く
1日のはじまりに外へ出て、その日の天気や気温を自分の肌で感じることも、自然体験のひとつです。外へ出たら、その日の天候について観察し、子どもに報告させる習慣をつけてみましょう。「晴れていて温かい」「少し肌寒い」といった天候の状態を自分の体感覚で知り、それに合わせた身支度や行動を考えることで、子どもの感覚は磨かれていくのです。
風の音や葉のこすれる音、鳥のさえずりや虫の声など自然の音はHz数が高く、Hzが低い日本語に対し耳を鍛えることに繋がります。また、季節を感じることは情操教育(感情や情緒を育み心を育てる教育)にも最適です。
ママのまとめ:子どもの自然体験は身体能力や考える力も身につく
なんとなく子どもには自然体験をさせたい…と思っていたけれど、観察力だけじゃなくて身体能力や考える力なども磨けそうね。私はそれほど草花や野菜について詳しいワケじゃないけれど、てっくんやさっちゃんと一緒に学んでいけたら楽しいかも!もっと家づくりのアイデアを知りたくなったわ。
「子どもの観察力が上がる庭・ベランダ」に興味があるあなたにおすすめ!株式会社リブランド・滝本さんのそのほかの解説はこちら。
教育熱心で子煩悩なママ。読破した教育本は数知れず。最終的に、「子どもの成長には住環境が重要」という結論に辿り着く。
さっちゃん
元気な5歳の男の子・てっくんと、もうすぐ1歳の女の子・さっちゃん。まだ遊び盛りの仲良し兄妹。