子どもがぐっすり眠れる家
「子どもがぐっすり眠れる家」の事例、子どもの専門家による解説をご紹介します。当サイトは、「住宅に関わるスタッフ全員が子どもの能力を伸ばす家づくりのプロ」という独自の路線で「根拠をもとにした子どもの才能を引き出す家づくり」に特化している、株式会社リブランドが「子どもの専門家」として監修。サイトのナビゲーターである、教育熱心なママ、てっくん&さっちゃん、そして専門家と一緒に、子どもの成長を促す家づくりについて考えてみましょう。
確かなスキルで子どもの成長に
貢献する建築と子どもの専門家
滝本 嘉子(たきもと よしこ)さん
二級建築士・二級建築施工管理技士の資格を持つ建築の専門家であり、「子どもの能力を引き出す研修」を修了、親子を対象としたイベントや相談会にて、 年間数十件にわたり、お子さまのいるご家族へアドバイスを行ってきた「子どもの専門家」です。
脳科学に基づき、『子どもの能力を引き出すお家づくり』を提案するユニークな工務店「株式会社リブランド(大阪府吹田市)」のホームアドバイザーも担当。母であり、専門家であるからこそ伝えられる的確なアドバイスで、子どもの成長を考えた住環境づくりに貢献しています。
子どもの専門家が解説!
子どもがぐっすり眠れる家とは
睡眠は、子どもの健やかな成長に欠かせないもの。ここでは睡眠不足が脳に与える影響や、深い眠りを促すヒケツ、情緒面を育てる寝室づくりといった情報について、株式会社リブランドのホームアドバイザー兼子どもの専門家・滝本嘉子(たきもとよしこ)さんが解説します。
睡眠時間が短いと記憶力を育てる
「海馬」が育たない
子どもの成長に欠かせないもののひとつが、十分な睡眠時間。脳の記憶を司る「海馬」の成長は、睡眠の量に明確な影響を受けることが近年の研究で分かっています。十分に睡眠をとっている子どもは、慢性的に寝不足な子どもよりも海馬の体積が大きく、基本的な記憶力も優れていることが脳画像の解析から判明しつつあるのです。
このことから、親が気をつけるべきは短時間睡眠によるストレス。睡眠不足によるストレスを子ども本人が感じていなくても、睡眠不足というだけで海馬が育たなくなってしまう可能性があるからです。
子どもをぐっすり眠らせるコツは
「読み聞かせ」
夜、就寝する前の本の読み聞かせは、子どもの熟睡に効果的です。小さな子どもは親の声を聞くと安心してリラックスする性質があるため、寝る前のひとときに本を読んであげれば、それだけでホッとして深い眠りに入ることができます。
読み聞かせる本は、子どもが興味を持つ本であるならば、どんなものでもOK。子どもが好きな本を繰り返し読み聞かせるのでも構いません。そして、読んでいる途中で子どもが質問してきたら、その都度それに答えてあげましょう。ときにはストーリーから脱線することもあるでしょうが、子どもの想像力の成長のほうが大切です。
頭脳だけじゃない、
情緒面を育てる寝室づくり
子どもに自分の部屋を与えるタイミングは、「ひとりでお風呂に入れるようになる頃」が目安。しかし、いきなり「ここが今日からあなたの部屋、今日からはひとりで寝なさい」と突き放すのは考えものです。
特に海外とは違ってスキンシップの少ない日本では、幼い頃に親とくっついて寝ることは、愛着形成の面から見ても大切です。
焦る必要はありませんので、子ども部屋にはベッド・机・本棚など必要なものを一通り揃え、いつでもひとりで就寝できる環境を整えておき、本当にひとりで寝るかどうかは子ども自身にまかせると良いでしょう。こうすることで子どもも安心でき、情緒面も安定します。
ママのまとめ:寝る子は育つって本当だったのね…!
ぐっすり眠る子どもは学力も上がるって本で読んだけれど、睡眠の質や環境づくりも大切なのね。本の読み聞かせも子どもによい効果があることが分かったので、寝る前の親子の時間を大切にできる、そんな家づくりをしたいな…と思ったわ。ますます家づくりが楽しみになってきました!
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教育熱心で子煩悩なママ。読破した教育本は数知れず。最終的に、「子どもの成長には住環境が重要」という結論に辿り着く。
さっちゃん
元気な5歳の男の子・てっくんと、もうすぐ1歳の女の子・さっちゃん。まだ遊び盛りの仲良し兄妹。