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子どものグローバル意識を育てる方法

グローバル意識とは

グローバル意識とは、物事を世界規模で捉えられる姿勢のこと。島国である日本には今でこそ移住する外国人も増えていますが、日本人が多文化に触れ合う機会は少ないといえるでしょう。
しかし、社会や経済、政治、環境などは日本の枠組みだけで捉えるべきではありません。多文化を知り、理解し、認め、共生することが大切です。

これから求められているグローバル人材とは

グローバルというと「英語を話せること」と考えてしまいがちですが、英語を話せるだけではグローバル意識のある人材だとはいえません。英語はひとつのツールに過ぎず、異文化の人とコミュニケーションをとるときに堂々と振る舞えるかが大切だといえるでしょう。

自国に外国人が多く住む海外では、常に異文化と触れ合いながら暮らしています。しかし日本では異文化に触れる機会が少なく、海外は「知らない世界」として捉えてしまいがちです。そして、知らないということに対して、人間は恐怖や警戒心を抱いてしまうものなのです。

たとえば外国人の方々と意見交換をする機会があったとして、「言葉が通じるかどうか」よりも「しっかりと自分の意見を伝えられるか、理解してもらえるか」の方が心配になるのではないでしょうか。今後求められているグローバル人材とは、「異文化に囲まれても、相手に通じる言語で自分の意見を堂々と伝えられる」人材です。

保護者の3割が海外を意識した子育てを行っている

玩具メーカーBANDAIが行った調査によると、およそ3割の親が子育てにおいて海外を意識した取組みを行っています。取り組みでは語学教室に通わせるといったものから「海外の話をする」「海外旅行に連れて行く」「海外に関するニュースを見せる」などがあり、普段から海外を意識した子育てを行っていることがわかります。

出展元:BANDAI 「小中学生が考える“海外”に関する意識調査」 結果(※2018年調査) (https://www.bandai.co.jp/kodomo/pdf/question242.pdf

家庭で実践できる子どものグローバル意識を高める方法

では、子どものグローバル意識を高めるために、親としてどんなことができるでしょうか?グローバル意識は特別な体験で培われるものではなく、日常生活から異文化を意識させることで見につきます。

外国人の交流や異文化に触れる機会をつくる

まずは海外の文化を知ることから始めると良いでしょう。たとえば「家の中でも靴を履いたままの文化もある」「日常会話でもボディランゲージが大きい」など、日本にはない習慣が異文化では普通のことなのだと理解させることが大切です。とくに子どもは考え方が柔軟ですから、小さいうちから異文化に触れる機会を増やすことで自然と受け入れてくれるでしょう。

異文化に触れさせる方法はさまざまです。外国人講師のいる英会話教室や外国人が働くお店に連れて行くなど、日常に取り入れることがおすすめです。

自分の意見・考えを伝える機会を増やす

日本人は自分の意見をいうことに苦手意識のある方が多いのではないでしょうか。日本ならではの国民性もあるかもしれませんが、日本人は幼少期から「自分の意見を発表すること」に慣れていません。授業では正解が求められますし、自分の意見を発表する際にも「みんなと違っていたらどうしよう」と考えてしまいがちです。

周囲に遠慮せず自分の意見を発表できる力は一朝一夕には身に付きません。普段から「あなたはどう思う?」と問いかけ、子ども個人の意見を考えさせるようにしましょう。また、意見を否定しないことも大切です。「意見は人によって違って当たり前」「どの意見も尊重されるべき」と子どもに理解させることができれば、自然と思考力や意見力がアップします。

保護者自身が異文化の理解を深める

子どものグローバル意識を妨げる要因として、「保護者の許容の狭さ」が挙げられます。「日本ではこうするべき」「こうじゃないと絶対ダメ」などと、保護者自身の枠組みを子どもに押し付けてはいけません。保護者の許容できる範囲が狭いと子どもも影響されてしまいます。

許容できる範囲が狭い人は、異文化に触れたときに理解できなかったり、恐怖心を抱いてしまったりします。保護者自身が普段から「こういう考え方もある」「まあいいか!」という考え方を示していれば、子どもの許容範囲が広がります。異文化に触れても尊重できる人材に成長できるでしょう。

まとめ

子どものグローバル意識を育てるためには、異文化に触れさせるなど、保護者が日常的に働きかけることが大切です。また、子どものちょっとした変化に気づき、些細なことでも会話しやすい環境を用意するのも重要なポイント。

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