アウトドア体験と育脳
多くの親が子どもに賢く育ってほしいと願うことでしょう。子どもの賢さを育てる「育脳」には、アウトドア体験を通して知的好奇心を刺激してあげることが大切です。この記事では、アウトドアでどのように子どもの脳が育つのかを紹介しています。
賢さの原点は知的好奇心?
子どもに「賢く育ってほしい」と思うときの賢さとは、学業成績がいいことだけではなく、活発で適応力が高く、人とうまく関われるような賢さをイメージするのではないでしょうか。
そのような賢さは、知的好奇心を刺激することで育ちます。
知的好奇心が旺盛だと、「自分が知りたいから勉強する」という姿勢で勉強に取り組めるため、学習したことが身に付きやすいです。また、「不思議だな」「面白いな」「なぜだろう」と感じる力があれば、調べる力やさらに知識を深める力まで、自然と思考力が鍛えられていきます。
知的好奇心こそが賢さの原点であると言っても過言ではありません。
アウトドア体験が脳に与える影響
知的好奇心を育てる方法のひとつとして、アウトドアがおすすめです。アウトドアには、知的好奇心を刺激する要素がたくさんあります。ここではアウトドアが子どもの脳にどのような影響を与えるか確認していきましょう。
無限の興味
ゲームや遊園地など、人間が作ったレジャーでも好奇心は刺激されますが、どうしても限界があります。
一方、自然の中で好奇心が尽きることはありません。昆虫や植物、石、砂、空、星など、大人でも分からないことばかりの自然。子どもの関心は無限に広がっていくでしょう。その中から、特に夢中になれるものが見つかって、将来を決めるかもしれません。
アウトドアは、自然の中でのレジャーだからこそ、子どもから無限に興味を引き出し、知的好奇心を大きく育ててくれます。
柔軟な思考
アウトドアをしていると、予測していなかったことが起こりがちです。突然雨が降ってきたり、虫が飛んできて驚いたり…。
このような体験を通して、身を守る方法や問題解決する方法を学んでいきます。その積み重ねが、とっさの場面で柔軟に対処できる思考力につながるでしょう。自分の都合ではどうにもならない困難な場面も楽しんで乗り越えられるような賢さが身につくのです。
人間が予測できない自然の中で過ごすからこそ、アウトドアでは柔軟な思考力が育ちます。
人との関わり
アウトドアが育むのは、自然に対する好奇心や対処方法だけではありません。人とのコミュニケーション力も育ててくれます。
自然の中では、一人だけで何かを成し遂げることは困難です。親はもちろん、その場にいる初対面の人と話をしたり、時には助け合ったりしながらアウトドアを楽しんでいくでしょう。そのような人との関わりが、子どものコミュニケーション力を育てていきます。
自分に合った「アウトドア」を
アウトドアが子どもの能力を育てるために大切だということが分かっても、いきなりテントを設営するようなキャンプはハードルが高い…と感じる人も少なくありません。
自然の中で過ごすことが大切なので、本格的なアウトドアでなくても、身近な公園や少し足を伸ばせば行ける海などでも十分です。
まずは、安全な近くの公園で、子どもを野放しにしてみるのがおすすめ。花や虫を観察したり、蝶を追いかけたり、心の赴くままに自然と戯れることで、知的好奇心が刺激されます。親が誘導するのではなく、子ども自身が興味を爆発させられるように、自由に過ごさせてみましょう。
上級者なら、キャンプで本格的なアウトドアを楽しむのも素晴らしい体験になります。また、釣りもおすすめのアウトドアです。釣りはじっと魚を待つ間、波の動きを眺めたり、海の中に見える魚を観察したり、親子でコミュニケーションしたりできるので、動き回るのが苦手な子どもでも静かに好奇心を育てられます。
まとめ
子どもの賢さを育むのに必要な要素は、知的好奇心を刺激してあげることです。知的好奇心が旺盛であれば、学習意欲につながります。
知的好奇心を刺激するのにおすすめなのは、アウトドア体験です。アウトドアは、子どもから無限の好奇心を引き出し、柔軟な思考力を育て、人との関わりまで学ばせてくれる優れもの。近所の公園など身近な場所でも、たくさんの自然はあります。ぜひお子さんに自然と接する時間をたっぷり作ってあげましょう。
この記事は、緑のgoo「アウトドア体験は育脳にいいことだらけ!脳科学者が提唱する”賢い子”に育てるヒントとは?」を参照して記述しました。
